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【経営】出版業界の荒波


10月26日小学館から「小学6年生」「小学5年生」を今年度一杯で休刊すると発表がありました。

私の子ども時代「小学6年生」「小学5年生」など小学生シリーズは毎月買ってもらってました。付録もついていて、マンガもありとても楽しみにしていた思い出が蘇ります。

まさにあの、雑誌が!という思いでした。

背景には、小学生にも趣味の多様化し、販売部数が激減したようです。

習い事もあり塾もありアニメもありインターネットもあり、

それに比べると「小学六年生」の付録も漫画も魅力に感じなかったのでしょう。

あと、親の財布の紐も締まって販売部数が減っていったのだと思います。

インターネットの普及で情報が溢れるこの時代、出版業界の生き残りは難しいです。

PRESIDENTという雑誌に興味深い記事がありましたのでご紹介します。

出版業界が苦戦している中売れている女性誌がある。「SWEET」「InRed」「spring」である。

全然聞いても、どんな雑誌なのか検討がつかないが、ファッション雑誌である。

人気の秘密はバッグやポーチなどの豪華な付録である。

モノで釣っている印象があるが、「本を買う習慣のない人達に買ってもらうには本屋に来てもらうところからスタートしなきゃいけない」ということで動機付けのために付録をつけている。

雑誌が売れ出すと「いろいろなところから広告宣伝費を払うから付録にしてくれ」というオファーをいただくことが多い。ただ魅力的には感じるが編集部が「読者のほしがるもの」は何かを考えて決めている。そこに金銭的なしがらみがあると、雑誌の方向性がずれる危険がある。

一見すると豪華な付録をつけたら採算が合わなそうだが部数が多いので、単価が下がっていて採算は合っている。

あと人気の秘密は付録だけではない。マーケティング戦略を行っている。表紙のデザインの工夫・価格のつけ方雑誌のロゴをラッピングしたバスをお台場・六本木・原宿と巡回もさせている。

ここでも、経営陣・編集長の信念・読者の気持ちを考えた行動で成功している。出版社はよい(中身が濃い)ものを作れば自然と売れるという気持ちが強いの普通だが、やはり読者の気持ちを考えた行動が今の成功に結びついている。

小学5年生・小学6年生も現代の子どもに合わせた誌面づくりや付録の充実をすれば、もう少し売上があがって継続することもできたのではないかと素人なりに残念な気持ちで考えてしまいました。

(09年11月12日)

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