【削減】削減も環境づくりが重要
日々の業務で気づかされたことがあったのでご紹介いたします。
コスト削減のお手伝いをご提案をしていた時にお客様から
「削減できるのは分かった。取締役からトップダウンでするのは簡単なんだけど、総務のバツが悪くて社内から反発が起きるから社内でうまく調整するよ」
と言われました。
総務担当の方々からしたら、今まで適切だと思って導入を決めてたのが高いもので契約していた。何をしてたんだと評価されるのが嫌で、安くなるのは分かっても、心から削減に取り組もうと思わない方も中にはいます。
ただ、その総務担当が悪いのではありません。今まで、ご提案させていただいたお客様のほとんどが実は高い料金で契約しているのが実情です。それは法人向けのサービスはほとんどが公開されていなく、業者さんから言われた通りの金額からちょっと安くしてもらうのが精一杯です。平均的な価格が分かりにくいのです。
規模や会社の雰囲気にもよりますが、新しいものに変える場合、現場の社員から反発も生まれやすいものです。「前の方が使い勝手がよかった」「前の方が品質がよかった」と。
中にはトップダウンで言われると、なにかと反発する人もいます。社員の方が削減に関心が低いのは、自分の財布が傷む訳ではないことと、削減しても、自分の給料が変わるわけではなく手間だけが増えるだけで面倒だとおもってしまうからです。
ですので、総務担当の方や現場の人達が削減しようと思うような環境づくりが重要です。
そのための方法は、削減できるアイディアを持ってきたことを評価し、削減額の何割かを社員に還元することを宣言することです。部署ごとや拠点ごとに削減額を競わせたりするのも手です。3時のおやつの費用に充てたり、飲み会に充てたり、業務で必要だけどちょっと費用が高くて買えないものに充てたりできるとやる気になることだと思います。競わせることで思ってもないアイディアが生まれよりよい削減ができるかもしれません。そして変更に際しての反発も少なくなることでしょう。全員が気持ちよく取り組めます。
何よりこのご時世、経費削減は重要です。削減した額がそのまま利益となるのですから。
(09年11月10日)
