【一言】お化け屋敷はなぜ怖い?
お化け屋敷がなぜ怖いか知っている?
お化けそのものが怖いのではなく暗い道が怖いんだ。
暗がりから「出るんじゃないか?」「今度こそ出るんじゃないか?」と、思う事が怖いんだ。
行く道そのものが怖いんだ。
予め知っている道で、どこに何が、どんな風に出るのか知っていればちっとも怖くないよね?
でもね、もっと言えば道が襲いかかってくる事はないから、結局は自分で想像した「お化けの影」に怯えてしまっているんだ。
仕事も私生活も一緒かもしれないね。
本当は良い事があるかも知れないのに、自分で想像した影に怯えて躊躇してしまう。
人はそれを「リスク」と呼び、得られるものを「リターン」と言うのかもしれない。でも、結局の所、将来のリスクもリターンも正確に予見する事は難しい。
今「リスク」と呼んでいるそれは、「お化け」なんだろうか? あるいは「お化けの影」なんだろうか?
人は見えない事が怖い。
道の先に何があるか分からないと怯える。
みんなそうなんだ。
でもね、いつからそういう風になったんだろう?
まだこの世に生まれてまもない頃、世界について何一つ理解出来ていなかった頃、世界は恐怖に満ちていたのだろうか?
違う。反対だ。
世界は好奇心に満ち、素晴らしい未来の可能性にまばゆいばかりに輝いていた。
だからね、思い出せるといいよね。
世界はすばらしく甘いものだって。
お化けの正体は風で揺れる木の枝にすぎないって。
(堀)
(09年10月26日)
