【経営】大人口減少時代
前回「企業の倒産件数」について簡単な紹介をしました。
今回は「人口推移」について紹介したいと思います。
実は私たちがこれからの企業経営においてはディフェンス強化が必要と主張する最大の根拠となるのが、この人口なのです。人口減少については、いたるところで言われることなのですが、どちらかと言うと年金問題のトピックスとして扱われる事が多いようです。しかし、私たちは事業家としては、人口減少と市場の環境について見て行きたいところです。
さて、下記が人口のグラフです。

出典は統計局からです。
2010年(現在)のグラフを赤く塗っておきました。
今後、きれいに人口が減って行くことが<感覚的>にわかります。
この<感覚的>という部分が重要です。
身にしみて、実感をしていないと行動に移ることが出来ません。
人口の減少 = 市場の減少 です。
ざっと計算してみると
今から35年後に 約20%人口が減少する。
今から45年後に 約30%人口が減少する。
今から55年後に 約50%人口が減少する。
といった感じです。
先と言えば先の事です。
しかし、毎年着実に人口が減少するという事は、毎年着実に市場が減少し、顧客が減って行くという事です。しかもこの間、人口の減少に反比例して、65歳以上の高齢人口は増加して行きます。35年後で見ると、人口が20%減った上で、65歳以上の人口は38%にも達する試算です。
自社の営業利益率を思い起こして下さい。
5%でしょうか? あるいは10%を超える利益率でしょうか?
それは市場が5%、10%と減少しても耐えられるものでしょうか?
毎年、着実に市場は減り続けて行くのです。今までは、どんなに経済危機があろうが、市場自体は拡大していたのです。しかし、これからは市場が減少して行きます。
ビジネスのルールが変わるのです。
(09年09月27日)
